13-04-19(金)絶え間なく弱い咳が出てせっかく飲み込んだスープも吐き出してしまいました。
四月が逆戻りして三月になったような寒い一日でダウンを来ている人も目につきました。
今日のサポートは3件です。
昼と夕方OMさん。午後YTさんです。
◆今日はYTさんのサポート内容の記録です。
直ぐ傍の自分のお店で働いていられる娘さんにご挨拶をしてご自宅にご一緒しました。「お母様の具合は如何でしたか~?」 「それが夕方『お腹が空いたよ。』 とはっきり言葉でいったのよ。」 「すごいですねぇ~!」 「でも昨日あんなに食べたから今日はどうかな~?」 お部屋はむっとするくらい暖かくT子さんはひっそりと目を開けていられました。「こんにちは~』と
申しましたら目線を合わせて下さって私を認識しているご様子でした。
併し軽い咳がず~と出ていて先ず口腔ケァーをと思いましたが苦しそうでスポンジブラシを口に中に入れても咳が出てお辛そうでしたので「お食事が終わってからまたしましょうね~?」
テーブルに昨日美味しそうに召し上がったというメニューのお粥(とろみ入り)とタンパク質の鶏肉を柔らかくしたもの、野菜等少しずつ並んで愛情いっぱいのとろみ食がありましたが口を閉ざして召し上がろうとなさいませんでした。
そこでジャガイモが大好きなお母さんのために作ったというジャガイモスープをストロー付きの容器で口にそ~と 一口いれてみました。嚥下を確かめて2・3回飲んで頂きましたが咳が絶え間なく出てそっくり吐いてしまいました。 今日はその繰り返しでうるんだ涙目で食べたくないのに傍若無人に口の中に押し込んでいる私の人間性を無視したやり方をひたすら耐えていられるようで 無理に口の中に物を押し込んでいる私が情けなくなりました。
そこで暫く様子を見ることにしました。「全てお判りになっていられるようで娘さんが一所懸命に心を込めて作ってくれた食べ物(飲み物)が食べられない辛さを何も仰れないT子さんの涙目から伝わって来るようでした。
娘さんもお医者さんや看護婦さんから 「点滴を24時間しているんだから口から物を食べられないからと言って今すぐにどうこうとかはないんだから自然体でいいんじゃないかしら・・・」と仰っるようになりました。少しずつ現実と向き合って諦観していかざるを得ないということでしょうか・・・
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